栄養科では、『口から食べる』 ことが生命を維持し、栄養の改善を行うと考えており、できるだけ多くの患者様に口から食べる喜びを感じて頂くために日々精進しています。
具体的には、昼食時に管理栄養士が病室・食堂をラウンドし、医療スタッフと食事内容の検討・評価をしています。食欲不振の方には、喉ごしの良い栄養補助ゼリーの提供や、可能な限りご本人の希望食品を給食に取り入れて食事量のアップに努めています。
また、嚥下困難な方には、トロミ調整食品や野菜ゼリーを採用し、むせ込みを防止するように工夫をしています。口からしばらくお食事をお召し上がっていない方には、プリンやゼリー等からはじめる訓練食も準備しています。
口から食べられない方は、免疫機能を維持するためにも腸管での栄養吸収が重要となります。鼻腔又は胃ろうから補給する経腸栄養食品も栄養科の管理で提供しています。
入院中の食事について
季節感を “目で”、“舌で”、“五感で” 感じていただける様、工夫をしております。
月に1回以上の『 行事食 』を提供しています。
行事食のご案内
1月 | 正月・七草 | 2月 | 節分・バレンタイン | 3月 | ひな祭り・ホワイトデー |
4月 | 郷土料理 | 5月 | 郷土料理 | 6月 | 郷土料理 |
7月 | 土用の丑の日 | 8月 | 郷土料理 | 9月 | 敬老記念 |
10月 | お月見 | 11月 | 文化の日 | 12月 | クリスマス・冬至・年越しそば |
栄養指導
入院・退院時および外来での個別指導を行っています。病態・嗜好・生活習慣を考慮し、無理なく継続出来る食事プランの提案を心がけています。
外来は「予約制」となっておりますが、当日のご相談・ご指導も行っています。
※栄養指導は、医師の指示に基づいたものです。
※希望される方は、診察の際、医師にご相談下さい。